更新日2011/3/21
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施主支給について


・施主支給の一般的な住宅事情と具体例
・実際の施主支給
・施主支給のポイント
・家電ブローカーの仕組み
・御注意!
・購入店
・中間マージン
・業界事情
・良い販売店選びの重要性
・施主支給商品

・施工付商品について
・商品の選び方
・建設会社との施主支給の契約にあたって
・仕入先の選定
・未導入で後悔しやすいもの
・ガス屋さんがお勧めする無料ガス機器の恐ろしさ
・訪問リフォーム専門店の実態
・工務店のメリット
・オール電化の施主支給

・ガス・石油などの温水床暖房をオール電化対応するには・・・
・プロが選ぶ、御得な商品
・プロが選ぶ、お得なメーカー
・最近の状況変化
・現在の弊社エコキュートお勧め順位
・最終見積
・納品
・エコルートのセールスポイント


施主支給の一般的な住宅事情と具体例
「施主支給」この言葉は随分昔からあった言葉です。
新築の際、「知り合いからお祝いでエアコンを頂いたので一緒に付けてもらえないかい?」
こんな言葉に対して、建築会社の営業は、「ハイ、喜んでお付けさせて頂きます。」
「商品は御施主様支給ということで施工費は別途御見積もらせて頂きます。」
この様な形や、大きな物になると、「このユニットバスは2年前に買ったばかりだから新築に移設してくれ!」
などというのも結構あります。
また、私たち住設関係者だと、知人が新築を立てる相談を受けると「じゃあ設備品は特価で付けてあげるからハウスメーカーの営業と交渉してあげよう」こんな形で施主支給というのは存在していました。

さて、おかしな事に気が付きます。
工務店には家を作ってもらうのが本来の趣旨です。
しかし、最近はお風呂や台所は作らず、出来上がった製品を購入して来て「勝手に設置している」だけです。
おかしいとは思いませんか?


昔はお任せして作っていたので工務店でも良いのですが、何も出来上がった製品を勝手に購入してきて設置して、
手間賃まで取っているのです。
だから、「ご自分で製品を選び、その手間賃は節約」に回せてもいいのでは???

つまり購入方法がわかれば皆さんもその余計な仕事はご自分で可能なのです。
それが「施主支給」です。
ここ数年は特に、建築業界の景気が悪くお客様のわがままが通りやすくなった事と、インターネットの普及で施主支給
可能な販売店を探しやすくなり、それを巧みに利用する事が可能となったのです。

経営の危なくなってきた住宅設備品の問屋が在庫処分で放出したり、展示品がオークションに出たり、
又弊社のような(笑)激安ショップが存在するようになって来ました。

建築業界は、新築着工が減り仕事の奪い合いが相変らず止まらず、相見積でお客様が
有利に交渉出来るようになってきています。

しかし、そうは言っても一生に一回か二回位しか建築を目の当たりにする事がない、言ってしまえば「素人」のお客様が建築会社と交渉したり、どうやって取り付けるかもわからない何十万何百万円の商品を購入したり出来るか?不安になるのも仕方が無いでしょう。

施主支給で100万円以上も節約が可能・・・、でもどうやって?
もちろん簡単にはいきません。


しかし、「少しの苦労で大きな利益」は魅力でしょう。



がっちり稼ぐにはがっちり研究(勉強)が必要です。
しかし、取りあえず数十万円の節約なら簡単です。
オール電化位の施主支給は簡単なアドバイスで数十万円以上の節約が出来ます。
新築でがっちり節約するなら、やはりプロのアドバイスと貴方の情熱が必要です。
しかし、弊社をご利用頂けるお客様に限って私共が出来る限り協力を致しますのでご安心を。
良きアドバイザーとして、良きお客様と確りと手を結んで進んで行きましょう!!

実際の施主支給
施主支給に付きましては、ケースバイケースで何処まで出来るかを考える必要があります。
従って、本来の目的の為に2つのポイントをお送り致します。
まず重要な事は、新築でもリフォームでも建築契約前に計画しなくてはなりません。
契約内容に「何々の商品はお施主様支給とする。」の約束をしないと、後々のトラブルによりメリットが失せる可能性もあるからです。
お分かりに成られたと思いますが、建築会社の儲け所の商品をなくすわけなので、先方も出来れば販売をしたいわけなので、

「施主支給が駄目なら他の会社と契約する事になる」旨を伝え、「施工を請負えるだけでもありがたい」
と言う建築側の姿勢を作る事が一番のポイントとなります。


既に契約が済んでいる場合も諦めてはいけません。
現段階では(2005/2)まだまだ「オール電化」に詳しくない会社が多く、
「良くわからないからお客さんの方でやってよ!」なんて所が多いですね!
また、「知り合いに頼まれたのでキッチンを施主支給できないでしょうか?」
と低姿勢で持ちかけると意外と快諾される事も多いものです。
特にうるさいのはハウスメーカーなどになります。その場合でもエコキュートぐらいなら可能でしょう。

それだけでも2〜30万円位節約できたら大きいものです。

ここで一つ注意しなくてはならないことがあります。
商品価格の問題です。
弊社のような正規流通ルートで購入した場合、一般のお客様が仕入れ価格で購入した事が判ると、
何処の工務店も面白くありません。

当然自分達の商売がかかっている訳で、お客様の前では良い顔をしていますが、
後で躍起になってメーカーや代理店に怒鳴り込む事などが多々あります。
ハウスメーカーなどは特に設備メーカーに強い立場なので相手がわかると圧力が掛かって来ます。
例えば、全国メーカー直送が可能だったものが当営業所エリア以外は有料になります。
など、実際にあった話ですがメーカーの立場は弱いので仕方がありません。

この様な事が増長すると結果的にユーザーの皆様が「施主支給」メリットを活かせなくなってしまいます。
フェイクで結構ですので、「息子の友人のお父さんの所・・・」「親戚の義理で紹介されて・・」などを理由とすれば、
建築会社も気持ちよく受け入れてくださり、全て丸く、お客様が節約できます。
言ってみれば、一昔前(今も)は、お客様に直接卸すのはご法度でしたから!
そうならない為にも、購入価格は絶対にお話にならない様ご注意下さい。

施主支給のポイント
「仕入れ」を成功させる

これが2つ目のポイントとして最終的に節約の差が出てしまいます。
「仕入先」について重要な事は、住宅設備品はただ安く購入すればいい物ではありません。
何故なら、長く使い将来必ず故障したりメンテナンスしたりする物だからです。
家電品のように簡単に買い替えが利くものではないので同じように考えていた方は少し考えてみて下さい。

例えば、給湯器が故障した時はどうなるでしょう?
買い換えようにもその日の内に、少なくとも数日内に取り替えないと不便でなりません。忙しい毎日の中で、
商品知識を得て、安い店を探して、早急な施工の手配をして・・・、そんな簡単な事ではありません。
仕方無しにガス会社へお願いして「言い値」で交換して貰う結果になります。
都市ガスエリアは定価販売、それ以外でも引いて2割引程度です。又施工費の高い事、経験あるでしょう。

インターネットでは50%OFFを横目で見ながら悔しい思いをしても仕方ありませんね。
その様な性質が住宅設備商品なのです。
住宅設備品というものは、将来的なメンテナンスなども含めて選択し、
そのメンテナンスを有効に使えるルートで購入する事が非常に重要となります。

解り易く申しますと、メーカー保証のアフターサービスですら、一元客とお得意客があります。
メーカーの対応は、ハウスメーカー等の継続的に大量に購入してくれる販売店に対し、恐ろしいほど気を配ります。
たとえ保証が切れてもハウスメーカーの営業さんが一喝すれば、王様に接するが如く言いなりで動きます。

それに対し、何処のお客様か知れない自分で購入して来てルートを持っていないユーザーであれば、
単純に「保証が切れていますから製品上の問題でも有償修理です。部品が無いので1週間お待ち下さい」
なんて、当たり前の対応になってしまいます。

極端に聞こえるかもしれませんが、この業界に長く携わってきた私が現実で見て来た事です。

ここで注意したいのは、テレビやオーディオなどはネット通販の激安でいいでしょう。しかし、住設品は専門店を見つけるべきでしょう。

家電ブローカーの仕組み
ここで商品流通、つまりルートの違いをお話しましょう。
住宅設備品というものは在庫して販売をするのが難しい商品です。
それは、施工が必要で各住宅にあった方法で取付がされているオーダー商品のようなものなので、

金額も高く注文されてから工場を出荷する在庫の効かない商品なのです。
それに対して、家電商品というものは大量販売が効き金額も程々なので、ブローカーという構造があります。
激安商品は全てブローカー経由商品と考えていいでしょう。
東京や大阪の下町で倉庫を抱えている業者です。
ブローカーは、それぞれの専門の商品があるのですが、メーカーから単独商品を一括仕入れします。
現金勝負でだぶつき整理なども請負っています。また同業者同士で商品回しをします。
量販店は、ブローカーとの付き合いが重要で大量に安くブローカーから引き取ります。
ブローカーはその様な仕事の中で、倒産した倉庫の商品や怪しい商品なども巧みに安値で混ぜる事で利益を出しています。
それに対して、所謂町場の電気屋さんは、正規のルートでメーカー代理店やその系列の問屋を利用します。
当然量販店とは仕入れが違います。下手をすると量販店の販売価格より高い仕入れになることもあります。

しかし、ここで差が出ます。

出所の確りしている商品は、いざと言う時に購入したお店を通して修理依頼をすると手厚く安心した
対応をしてもらえます。

極端な話保証が切れていても信用問題になれば無償で交換などの対応もして頂けますね。
しかし家電品などは、メーカーへ直接の修理依頼も利きますので、小物などは「価格ドットコム」辺りで探されても良いかもしれません。

それと「納期」には気をつけないといけません。
インターネットで気をつけなくてはならないのは、さも在庫している様な表示がしてあっても実際に注文をすると間に合わない事がままあるようです。

一括仕入れをしている業者は、在庫が尽きると次の仕入れに間が開きます。
結構ダイナミックな仕入れ方ですが、工期がある新築の場合は、入居の問題もあり呑気に待つことは出来ません。
従って、在庫を押さえるか、正規でオーダーし正確な納品部を確定するか、予期見極めなくてはなりませんね。
ですので、使い捨てで良い家電品はバッタ品でも構いませんが、高価な住宅設備品はそうは行かないもので、しっかりしたお店を探す必要があります。

その様な確りした良心的なお店も、最近はインターネットで見かけるようになりました。
インターネットの良い所であり、また、その様なお店の見分けが難しい部分がインターネットの歯痒い所となっています。
随分脱線してしまいましたが、要約しますと、メーカーに力の強い販売店とその見分け方の部分になります。
住宅設備品は、お話したようにブローカーが存在しにくい為、今の所、正規ルートでは弊社の安値が限界のバロメーターだと考えます。


(IHクッキングヒーターは家電ルートで流通が始まっています。)
しかし、それよりもやすくなってきたら何らかの注意も必要かもしれません。
在庫の持ちにくい、エコキュートやユニットバス、システムキッチンなどの激安は少なく、安すぎるものは曰くに気をつけましょう。

御注意!
最近のネットショップで住宅設備品の激安ショップが増えてきました。
弊社などの成功を見定め参入してきた様です。
気を付けていただきたいのは、ノウハウもなくただ仕入れルートを見つけ、ネット販売している業者です。

恐ろしいのは、インターネットショップはホームページさえ上手に作れれば誰でも簡単にはじめることが出来ます。
しかし、住宅設備は本当に奥が深く、実際に素人さんだけでは解決出来ない問題が多々存在し、いつお客様に降り注ぐか判りません。
対応がパートタイマーの女性や、ベンチャー意識の青年だけ等のショップが多く存在しています。
問題に気付く事の出来ないスタッフだけでも運営は可能です。
万が一問題が発生しても施主支給はお客様責任になりますので、十分に御注意下さい!

購入店
以上で判ったように、住宅設備商品は正規ルートで販売量が多くメーカーに強い販売店から
購入する必要があるネット上のショップと言う事になります。
それ以外は必ずリスクを背負う事を忘れないで下さい。

さて、現実的にユーザー様が業販価格で単発購入出来るのはインターネット内しか存在していませんが、
その中で「施主支給」をご提案できるのは、時代の変わり目に新しい販売方法へ取り組んでいる弊社などの利用が大前提となります。

メールのやり取りなどで、確り確かめご自身の責任の下で十分な節約へ結び付けて下さい。
弊社は、期待にお答えできるよう全力で取り組んでまいります。

中間マージン
<施主支給による利益>
ハウスメーカー、地方ビルダー等のお客様見積を拝見しますと設備機器はほぼ定価で良心的なところで2割引ぐらいです。
それに対して一部の特殊業者(弊社など)では、4〜6割引で販売しています。
なぜでしょう?

ハウスメーカーは大きな組織として信用を売る代わりに大きな利益で営んでいます。
当然リストラの余裕はまだまだありますが、根本は株式会社の利益追求に尽きます。
そのために、大きな利幅が無いと存在できません。
ビルダークラスでも同じことは言えるでしょう。
また、一般の工務店の場合はご存知の方もいるとは思いますが、仕入れルートに幾つもの会社が介在しています。
そもそもこれは昔からの構造で、その為に現在の価格競争に勝てず工務店の多くが倒産や廃業で整理されてきています。
しかし、何らかの特色を持ち、高くてもそれを感じさせないような商売上手な会社が生き残りました。
商品の流れ= メーカー→(商社)→問屋(代理店)→販売店→工務店→(リフォーム会社)→お客様
普通に依頼された場合、中間業者は最悪5社、少なくとも3社は間に入ります。
昔から商品の販売価格は商品原価の5倍が定価となるのが日本の商品価格です。
これに驚いても仕方がありませんね。
本来この商流により日本の経済が流れていました。

従って悪徳でも何でもありません。誤解の無いようにお願いします。
ここでお話したい事は、時代が変わり構造を変えるリスクが減ってきた為、上手く知恵を使えば「中抜き」で得をする事が可能だと言う事です。

「施主支給」は、その中間部分の利益をユーザーが上手く節約する今だから出来る唯一の方法です。

業界事情
泥臭い話を少々致します。
現在では、業界の体系が大きく変化をしている途中です。
将来的には大手が全てを抑え隙間的な業者が残りのシュアを固めて最終段階に向かうと考えられます。
業界内の事情を言いますと、仕事にあぶれた販売店は、在庫をインターネットで処分したりで人手を減らし薄利多売をし始めています。

しかし、おもむろにそのような事を続けると近い将来メーカーからの圧力で仕入れが難しくなる可能性もあります。
闇雲に何でも販売している所はその様な部分も考えられます。
メーカーに強い販売店は特色を持った専門的な物を売る事によって製品へのフィードバックまで担い、波にもまれるよりメーカーと共に進めるので、持ちつ持たれつで販路を確保できます。

良い販売店選びの重要性
その様な部分から、保証以外のトラブル回避をメーカーから受けるには強い販売店とのお付き合いが大切な事です。
ユーザー様が住宅を購入後アフターサービスにおいて必要とする部分がそこにあります。
ハウスメーカーやビルダーは実際のトラブルをほとんどメーカーや施工店に丸投げします。
その丸投げを、施主支給したユーザー様が出来るか、出来ないか?が、最後の砦になります。

今や住宅は10年保証が前提です。
施工は工事保証が施工業者の義務です。
製品はメーカーの保障期間中は義務です。
表面上は非常に強く守られていると考えています。
しかし、実際はどうでしょう?保障期間中でも曖昧な部分は責任のたらい回しがつき物です。
力のある販路経由で無いと、どこもなかなか動かないのが現実です。
また、施工業者の瑕疵が、保証を終えた製品にすりかえられたときも良くあります。
その時にメーカーの力を借りて解決するのも一元さんでは難しい部分です。
ここで言う「メーカーに力の強い販売店」がいかに大事かと言うことです。
情報が多くなり、プロでなくともある程度のコストダウンが可能な時代となりましたが、こと住宅は数十年使用するものです。

将来的なリスクは、なかなか理解が難しくそのことを御座なりにして、結局高くつく可能性もあります。
特に気を付けなくてはならないのが、新規に仕入れルートを開拓しネット販売に参入してくる販売業者はその業界の右も左も知らず、ただメールのやり取りで売上が上がれば良いと考えています。

建設・設備業界はお話したように付加価値、つまり保証外のアフターサービスがとても大事になります。
メーカー相手なので強ければ全国に力が及び、弱ければ新入のメーカー社員にも相手にされません。
けして脅しではなく、施主支給はお客様が業界を理解し、ただ商品を選ぶだけではなく、同時に仕入先を選ばないと
これから長く住む大切な住宅に「アヤ」が付くどころかその商品を見るたびに嫌な思いをする事にもなりかねません。

大切なお金を上手に活用する為に、弊社と限らず良い仕入先を探す必要がある事を成功の秘訣とします。
強い販売店が如何に重要かこれが仕入れを成功させる大枠の一番ポイントです。

施主支給商品
<施主支給商品>

さて、何処まで施主支給をすればお客様メリットが多いのか考えましょう。
はっきり言いまして、家一軒分全て施主支給が可能です。

しかし、そうなりますと商品の手配、納品管理、商品説明・・・、行き着く先は現場管理で、監督さんの仕事まで必要になってしまい、元も子もなくなってしまいますね。

私の経験から、主観的ではありますが適切な線をお教え致します。
 @超お勧め商材(納期 即納〜2週間程度)
   給湯器(エコキュート)、IHクッキングヒーター、エアコン、高額な照明器具、
   太陽光発電システム、温水ソーラー、PTC床暖房
 Aお勧め商材(納期2〜3週間程度)
   システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、温水系床暖房。 

  B可能な商材(納期2〜3週間程度)
   システム家具、便器、窓・サッシ関係、屋根材、カーポート、バルコニー。

 C好ましくない商材(納期1週間程度)
  建具、材木、建材、他。


施主支給にしても、実際に施工を進めていくのは工務店の職人さんや監督さんです。
彼らも仕事がし難くなると、単純に嫌がらせが出る世界です。
気持ちよく仕事をしてもらわないと母屋自体で手を抜かれ、本末転倒となり兼ねません。

その観点から、反対者の出ない範囲で「施主支給」をする事が重要です。
@で示した商材は建築側の手を煩わせにくい物ですので施工付商品で購入すればさらに楽となります。

Aは、基本的に施工付商品で購入し、メーカーと工務店で施工区分確認と工程調整をしてもらえばスムースに進捗が出来ます。

Bは、採寸の問題があり、エクステリアは引渡し後となりやすいので入居時に煩わしい部分です。
 トイレは、TOTOに限って原価が高い為と商品選定が難しく、ベテラン向きとなります。

Cは、大工並みの知識が無いと・・・、お分かりですね!かなりの勉強が必要です。

施工付商品について
ここで、「施工付商品」という新しい言葉が出てきました。

ユニットバス、システムキッチン、洗面化粧台等の施工付商品について少々お書き致します。
現在メーカーにもよりますが、この類の商品はメーカーが施工付商品で販売しています。

(一般では知られていませんが・・、施工費を上乗せして建築会社の稼ぎ所にもなっています)
年々、機能やデザインが特化し施工が複雑で難しくなり、一般の設備工事店では変化に対応が出来なく各メーカーが専属の技術者を養成し、その商品の施工をセットで販売しています。

そうする事で、施工ミスのリスクを無くしています。

施工付商品の場合、建築側との線引きがしっかりしていて、商品メーカーが建築会社と打ち合わせをして機器の設置工事責任を持って行ってくれますのでそれを利用します。

ただこの方法は、建築業界の詳しい販売店を利用しないとそのこと自体知らないネットショップも多々あります。

実際に経験がないと、販売店のコントロールも重要な鍵となりますので「解っている振り」は必ず失敗します。業界人なら簡単な事なのですが。

「そのほかの施工付商品」(メーカーにより施工しない場合があります)
給湯器、床暖房、サウナ、温水ソーラー、サッシ、エクステリア、・・・考えて見れば、大工・鳶・左官・電気・ガス・水道で商品が

絡まない物以外工務店は全て外注に流しています。その外注先がメーカーになってきたので問合せてみればかなりの物が施工付商品になっていますね。

商品の選び方
具体的商品は何がいいか?

まず、1から考えるのは止めましょう。
注文住宅にしてもある程度の目安が必要で素人では無理です。
施主支給はあくまでも上手に節約ですので、手間をかけすぎてもいけません。       
まず、契約前に見積をしているはずです。これからの方も普通に見積を依頼します。

この段階は大抵無料ですが、設計費をどうするかなども絡む場合がありますので必要な部分はそれぞれでご判断下さい。
ただし、注文住宅などは設計費用がかかり住宅建築工事請負契約とは別になったりします、その支払いについては
ハウスメーカーや一般工務店などまちまちで、また、建築条件付土地など売主の立場で変わってきたりしますのでここでは触れません。

いずれにしても中心となる、住宅建築工事請負契約前に見積の中から施主支給可能な商品を選定します。
そしてその商品リストを提示し「その商品は施主支給とする」と言う条項を住宅建築工事請負契約に書き入れてもらうか
別紙で覚書を交わすようにしましょう。
または、御見積仕様書を書き換えてもらうのでも構いません。
お見積書または仕様明細書などを見て下さい。

施主支給にする商品を決めます。
ここでは、一般の建築を知らない方を対象に簡単に出来る商品でお話を進めます。
まず、水廻り品を拾い出し、リストを作ります。

     標準品

     給湯器、キッチン、ユニットバス、洗面化粧台が基本です。

     オプション品

     照明、エアコン、床暖房、他電気器具

このリストから商品の定価と見積額の掛け率(何%引きか)を計算します。
(調べられなかった方は弊社へFAX下さい。お調べします。)
そして、選ばれた仕入先へ卸価格を問合せて下さい。
この差額で、施主支給をするか決定致します。
注意点として、TOTOやナショナルは値引率が悪いので考慮して下さい。
次に、見積商品にこだわりが無ければ他メーカーの同等品で安い商品を探します。
安いには理由があります。キャンペーン品やコピー品、対抗品、知名度の差などなど・・・。
同等品探しはお客様の見つけた仕入先の腕・力で決まってしまいます。
同等品探しは、仕入先にお任せ下さい。

仕入先からお見積もりが出ましたら、主要商品のメーカーショールームへ足を向け実物などを確認したりカタログを見ながら説明を受けます。

照明などはカタログで十分でしょう。

ただ注意して下さい。納得行く商品が見つかるまで仕入先と相談した方が良いのですが、1から10まで仕入先に頼るのは間違いです。元々卸し業と言うのはプロが商品名だけで購入するため手間が掛からず、しかも大量に購入して頂けるので安く販売をするわけです。

建設会社との施主支給の契約にあたって
お見積もりが決定したら、建築会社と施主支給を交渉し契約となります。

契約交渉の時には「他の建築会社にも見積を取っているが、出来れば御社が信頼できそうだが費用の面で節約したい。知り合いからこの商品購入し施主支給としたいので、了解して頂けたら契約します。」と伝えて契約交渉を成功させてください。
めでたく契約が済みましたら、建築側に工程表に商品納品日を出して頂き、各商品の問合せ先を営業か監督に渡し、
後は納期調整をお願いすれば楽です。

ただ、商品の購入契約が済んでいない場合は、ご自分で監督と仕入先の橋渡しをして下さい。

予定日に納品されないと職人さんの空振代(商品が無くて仕事が出来なかった時の保証)を負担しなければならない時も在ります。

注意しなければならないのは、商品の注文が遅れて納品が間に合わない時があります。
早めに仕入先へ購入契約を済ませておきましょう。

仕入先の選定
信頼できない仕入先は、いざ注文した時に欠品だとか納期がかかるから他のもので代用してくれなどと言われる可能性もあります。設計後の商品変更は難しい場合が多く仕様に合わせた建築側の施工変更で費用がかかってしまうとかえって大損してしまうので期日等はなるべく速めに決定し書面で契約確認をしておきましょう。

仕入先の決定は、実は非常に大きな要素と言うのが判ってきたと思います。
価格ドットコムなどで選択できる商品は、本当の意味で建築の場合あまり多くはありません。
じっくりと信頼できる仕入先を確定下さい。

※仕入れの見積書には、商品型番、数量、金額、消費税、納期、納品場所、配送料の有無、見積有効期間、社員、担当者印、一式表記があったら明細書の確認。後は、支払条件を確認してください。

未導入で後悔しやすいもの
2007/7/27 追記

ご新築後に採用しなかったことで後悔される設備機種があります。

   ・「オール電化」

   ・「床暖房」

この2つにつきましては、近年大人気で、住宅完成後に「知らなかった・・・、そんなに良いものだとは・・・。」と言ったお話しをよく耳にします。

そして、この2品目は、住宅完成後ではどうしようもない部分で、折角の大きなお買い物なのに長い間悩ませられる事柄になります。

もし、この2つの言葉が少しでも脳裏に浮かぶようでしたら、間違いなく御採用をお勧めいたします。

特に、プロパンガスエリアの方は、絶対にオール電化を御検討下さい。

ガス屋さんがお勧めする無料ガス機器の恐ろしさ
新築時に、「ガス器具は、ガス屋さんが無償で支給してくれます。」等と、工務店さんが良い話をしてきたら危険信号です!
このような場合、間違いなく15年間解約できない割高な「ガス供給契約」を結ばされます。
この事によって、新築後15年で100万円以上ガス屋さんの利益に貢献し、ご自分の損害となることは間違いありません。

かといって、ガス屋さんの提案する「床暖房」は、是非断って下さい。
プロパンガスの床暖房は、目玉の飛び出るほどガス代が掛かります。
これに泣いたお客様を数え切れない程お会いしてきました。
プロパンガスエリアは、間違いなくオール電化です。都市ガスエリアでも今では常識ですね!!

床暖房に付きましては、健康な住宅に不可欠で、この商品も後からの設置では工事費が高くなるため、新築時は悩む前に御採用下さい。

「熱くならず、寒くならない理想の暖房です。」他を削ってでも御採用をお勧めいたします!

訪問リフォーム専門店の実態
リフォーム工事の場合、施主支給の節約以外にも十分な値引対象があります。
しかし、本題からそれますのでここでは割合致します。

さて、リフォームと言いますと、部分改修と全体改修があります。
全体改修は新築を参考にして頂いて、部分改修の中でもメリットの大きい水周りリフォームについてお話いたしましょう。

まず、もっとも避けたいのが訪問で仕事を取っているリフォーム専門店です。
リフォーム専門店の場合、それのみで生計が成り立つ為利益が必要で尚且つ営業マンの給料など営業経費が非常にかかる会社なのです。

やたらとチラシが入る会社もそれと等しいと考えて下さい。
その様な会社は目玉商品で安さを強調致しますが、施工費やその他の関連経費を見積もりに乗せる事で利益を出しますのでトータル的には安さが無いのが実上です。
細かい話の中でお客様を煙の中へ巻き込むようなものです。

その様な会社は、商品の儲けが効かない事を嫌いますので施主支給をなかなか受け入れてくれません。

恐らく言うでしょう。「その商品は問題があるから弊社のこの商品にしましょう。これなら特価でお出しできます。」
当然尾ひれはひれの、もっともな説明がスムースに出てくるはずです。
彼らは、言葉が商売道具の半分を占めていますから。(良い人には気をつけましょう!)

工務店のメリット
リフォームは出来れば工務店にお願いするのが良いでしょう。

最初から、商品はお客様が手配する旨を確りと伝えておけば、元々の大工さんは当たり前に引き受けてくれるでしょう。
特に小さい工務店は実際の所、現在の競争価格の中で商品の仕入れが高く利益が出にくくなっています。
まして、細かく見積もり調査する手間が出にくいのが実情です。
したがって、従来通り工事のみを請負った方が、損が無いのです。

また、ある程度の規模がある工事の場合はハウスメーカーに前記の要領で施主支給を申し込んでください。
リフォームは全体の金額が低い割りに、商品のウエイトが大きいため、施主支給の恩恵も大きくなります。

オール電化の施主支給
オール電化の施主支給は、考え方が反対になります。

これは、全体の3分の2が商品価格になり残りの3分の1が施工費です。材工の特価ショップで良い会社があればそれが間違いないのですが・・・。まだまだ新しい「オール電化」です。

お客様メリットが極めて大きい商品なので業界では値引しなくても十分販売できる美味しい商品です。
しかも、施工が難しく何処へ頼んでも良い商品ではありませんから。

オール電化のもっともお得な方法は以下の2つです。
1は、弊社へ頼んでください。(笑)ここだけの話ですが、エコキュートは日本一安いと思います。
ビックリ価格を御請求下さい!

2は、仕入れが先で、施工業者に施工のみ依頼する方法です。
先ほど、この工事が難しいと書きました。しかし、工事自体はたいした難易度はありません。問題は、専門の業者が少ないので難しい状況となっています。

施工は、給湯設備工事と電気工事に分かれます。で、この「オール電化」の電気工事が問題なのです。
町場の電気工事屋さんは、まだまだ「時間帯別契約」等の事を理解していません。
つまり、まだ普及が始まったばかりで経験が無いのです。

分離発注で下請け仕事の多い設備工事店同士のネットワークだと「オール電化」???何のこと?
と言った工事店が非常に多く、給湯屋さんは電気屋さんに説明が出来ず、またその反対も同様です。
従って、受付先がなかなか無いのです。

そこで一番良い方法は、地元の電力会社に問合せる事です。電力需要の伸びる一番のお客様です。協力的な対応をして頂けます。ただ、商品も売りたいために、商品が手配前だと、良いも悪いも電力会社で決めた商品をやたらとプッシュして来るので選択権を失うので注意して下さいね。

電力会社は地元に施工店会を必ず作っており、その中でも設備屋と連携のある工事店に「オール電化」工事を依頼しているのでそこを紹介していただく事が可能です。

最悪、電気工事は紹介するが設備工事は知らないと言われた場合、購入されたエコキュートの地元地域メーカーに依頼できます。

OEMメーカーは対応していない事がありますのでご注意下さい。しかし、万が一受け入れ先が無くても心配要りません。電話帳で設備工事店を調べ、エコキュート施工の見積を依頼して下さい。
なんら問題なく見積が出てきたらその会社は経験があると判断できます。

一応数社から見積を取り安い所で決めましょう。
少し大変そうに見えますが、物を買うときと同じで「工事を購入」する為の品定めと考えて下さい。
それだけで「施主支給」の大きな恩恵を手にできるのです。

余談ですが、弊社のお客様で、施工1式10万円以下に値切った兵の方からお話をお聞きした事があります。
※商品が先という意味に、「少しぐらい高くても任せたほうが安心ですよ!」と言う言葉の裏に、「このお客は信頼したな!施工費で高く見積もっても判らないだろう・・」があります。

先にトータルでいくらか、必ず書面で確認してください。

ガス・石油などの温水床暖房をオール電化対応するには・・・
最近、オール電化の普及が進み、弊社オール電化セットを沢山御採用頂いています。
その中で、よく起こる例をご紹介いたします。

ご新築や、まだまだ使える綺麗な床に温水式床暖房が設備されている場合、多機能エコキュートをご検討される方が多くいます。
しかし、多機能エコキュートはあくまでも商品の付加価値的存在で、メーカーが云う程良い物ではありません。(コロナ・三菱)これは、エコキュート自体の熱保存能力の問題で、実際に床暖房使用可能と考えられるのは次のような場合のみです。

・家族数が少数で、床暖房面積が狭く、使用時間が短い。

現実的には、460Lタイプ多機能エコキュートで、家族数1・2人、床暖房使用8畳以下、使用時間1日8時間以内程度です。それ以上のご使用ですと、夜の貯めた熱では足らなくなり、日中にヒートポンプが回り電気代が高くなる。更に、高価なヒートポンプの寿命を縮める。一般的な家庭でのお勧めは難しいものです。

さて、その場合はどうするか?
先ず、熱源(ガス・灯油ボイラー)が新しい場合は、そのまま残してオール電化にしましょう。
ガス契約は残りますが、春になったら解約し、秋になったら再契約をしてボイラーの寿命又は燃料の高騰するまでちょっと贅沢して下さい。

関東の場合、全電化割引の5%はなくなりますが、基本的な電化上手契約は問題無くできます。
熱源(ボイラー)が古い場合は、温水暖房用のヒートポンプに交換しましょう。こちらは、ダイキンや三菱などが持っています。お勧めは、ダイキンの「ホッとエコフロア」の熱源機を取り付けます。

冷媒にフロンを使っていますので、最高温度は55度位しか上がりませんが、床暖房では十分な能力です。

1台で20畳ぐらいまで対応可能でガス床暖房の半分程度のランニングコストです。

オール電化住宅なら、冷えの強い夜間に激安の暖房費になります。
浴室暖房は使用出来ませんので、そちらはヒーター式になります。
ちなみに、TOTOの三乾王はお勧めです。

プロが選ぶ、御得な商品
まず一番に、「オール電化」は外せません。
「オール電化」と言っても太陽光発電は含みません。
エコキュート、IHクッキングヒーター、PTC床暖房 この3点は言うまでもありません。

快適さと、超寿命と、省エネをかねて、21世紀の代表選手です。
商品価格が高く、施主支給の効果が高いものには、システムキッチン、システムバスです。
この辺の商品は、工務店様などの儲け所なので詳しく書くと怒られそうですが、こっそりHPに掲載して行こうと思います

プロが選ぶ、お得なメーカー
ご参考までに、住宅設備品の良し悪しは比較対照が無いので一般の方にはあまり知られていない部分をお教え致します。キッチンやユニットバスなどでデザインや機能にこだわりが強い場合は間違いなくその商品をお選び下さい。

感性の部分はお金に換えられなく、購入後に悔やんでも取り返しが付かないので・・・。出来れば、ある程度の妥協で思い込みを超え、お金のメリットに換えましょう。ここからは、多少私の主観も入りますし、施主支給から離れたお話にもなります。ご理解下さい。

私自身は長く、一部上場トップクラス設備メーカー工事店を営んできました。そして、メーカー材工商品の工の部分を受け持ってきました。従って、ハウスメーカー、ビルダー、ガス会社、工務店、リフォーム店等々、あらゆる住宅関連会社とお付き合いをしてまいりました。また、各会社は自分の所で出来ない難しい仕事やリスキーな現場をメーカー施工に依頼してきまして、その行き先が私の会社でした。

お陰様で、もっともこの業界を広く深く揉まれ、勉強させて頂いたと思います。

そこで、現在販売を営んでる中で、必ず変わっていくこの業界の道筋を一歩も二歩も先をご提案してお客様と共に反映して行けると思い筆を取っているわけですが、時代と同じようにこの情報を上手く使うも使わないも最終的にはお客様の自己判断・自己責任において行われる物です。

最後は貴方様のお金をどうするかのご判断と言う話になります。

くれぐれも人の話だけで決定せず、自分の目で商品を確認するようにして下さい。弊社HPでお勧めしているものは必ず根拠があってのお勧め商品です。ただ安いとか弊社が儲かるとかはありません。

弊社は、お客様がご納得し、後でご紹介が広がっていく事を願っている為、お客様メリット最優先で商品選定しています。


尚、ここであまり深くメーカー別の特徴を挙げることは、営業妨害になりかねなくなります。
お勧めできるメーカーは数社に留め、別の機会かお客様の直接相談でお答えしたいと思います。

エコキュートは「ナショナル」が一押し 昨年の石油機器リコール対応でも、
大手の底力を見ることが出来ました。

床暖房は 安さで・性能で、ミタケ電子「ぽから&パセロ100」 
エコキュート多機能タイプの床暖房は避けた方が無難です。

ガス給湯器、温水床暖房、温水ソーラーは「ノーリツ」ガス器具でアフターサービスを重要視するのなら、
ダントツで「ノーリツ」です。

太陽光発電は「シャープ」他メーカーが幾ら高性能と謳っても、生産量ダントツトップで、ND-153はコストパフォーマンスが最高です!

しかし、残念ながら、太陽光発電は施工に認定が必要で、施工認定店は商品も買わないと施工をしていただけ無い場合が殆どです。

太陽光の施工専門店を見つけられればラッキーです!

トイレは「TOTO」、しかし、良いだけに値引率が低いのがまた「TOTO」です。
値段で選ぶなら「イナックス」です。物自体も十分実用的です。
ユニットバスはTOTOの魔法瓶タイプ!若干高くても十分満足の行く性能です。
コストパフォーマンスは、イナックスです。
システムキッチンは、クリナップが人気があり、まずまずの価格で、
十分な性能を低価格でご希望でしたらサンウェーブの「シェルトプラス」が良いでしょう。
食器洗浄器はキッチンのオプションで意外と安く手に入ります。
建材(内装ドアや窓枠などの見切り化粧材)は「松下電工」が高級感・デザイン的にお勧めで普及版シリーズは買いです。
「大建」シリーズも準じると考えます。
フロア材は、永大産業等がおトク・・・


まあこの辺りは、皆様が本格的に追求するなら個別でお伝えしたいと考えます。

最近の状況変化
追記 2007/7/27
最近の状況変化をお伝えいたします。

近年ガス器具等の事故が多発し、リコール以外にも、点検と称して、こっそりとリコール隠しを恐ろしい件数こなしているようです。
正直申しまして、元ガス関係に携わっていた部分ではお話ししにくいのですが、やはり化石燃料器具は過去の、「負の遺産」としか言いようのない状況です。

しかし、辛いものです。ガス器具だけで成長した設備メーカーなどはそれ以外に生き残るすべが無く、問題を隠し、必死に電化批判を続けています。

今年から、その様なガスの柵の少ないメーカーは、ガス系から撤退し、本格的に電化戦略と方向変換しています。

それにより、元の遺産は、ガス器具メーカーへ押しつけ離脱を計っている最中です。(具体的メーカーは失礼になりますので伏せます)

その中でも、隠すまでもないメーカーとしましては、松下(ナショナル)はスゴイです。
松下は、特段東ガスや大阪ガスなどに気を遣う必要がない総合商社ですから思い切ったことができます。
その様な大手が「オール電化」へ本格参入ですので、あっという間に老舗を追い抜き、短時間にトップブランドとなってしまいました。

「オール電化」ご検討のため、少々情報をお伝えします。
現在、エコキュート自社製造は松下とサンヨーだけのようです。サンヨーはご存じのように大きな債務を抱え、事業体の他資本による分離が進んでいますので、弊社的には見切ってしまいました。
高価な太陽光発電やエコキュートなどは、得意分野とも言えず、将来に不安が在るためです。

松下はスゴイですね。
既に、ヒートポンプを老舗メーカーへOEM供給しています。グループの新築への採用も多く、恐らく現在は完全なトップでしょう。TVでもおなじみのトイレも完成し、全ての商材を提供出来るようになりました。

ただ、玉に瑕とでも申しましょうか、殿様会社で仕切り(仕入れ)が高く、他社とどうしても開きがでがちです。
その分アフターの価値として満足は出来ますが、売る側としては辛くもあります。


現在の弊社エコキュートお勧め順位 2008/2/5 加筆
1,ナショナル 完全自社製品

2,ダイキン 貯湯タンク:自社 ヒートポンプ:自社 2008/2後半より自社製タンクに代わり高性能になります。

3,コロナ 貯湯タンク自社製 ヒートポンプ:ナショナル/デンソー&ナショナル

4,三菱 貯湯タンク自社製 ヒートポンプ:デンソー

5,日立アプライアンス 貯湯タンク自社製 ヒートポンプ:デンソー

  
サンヨー 貯湯タンク? ヒートポンプ:自社 サンヨー本体の経営不振のため少々不安
長府 貯湯タンク自社製 ヒートポンプ:デンソー 会社規模が小さく、販売ネットワークがない
他・・・ OEM


※機種により製造元の変わるシリーズもあります。
※長府のタンクはグラスウール保温のため若干保温力が落ちます。

特別な機能

日立アプライアンス 水道直圧式エコキュート  3階での水圧が確保され、加圧ポンプで3階の追い焚きも可能。
また階下無制限給湯、追い焚き-1mまで可能。本体幅最小(415mm)

日立エコキュートは十分な性能ですが、後発のため販売が伸びていません。
その為弊社では特別価格にて放出していますのでメーカーの拘りがなければ是非御利用下さい!

三菱・東芝 550L大家族用エコキュート有り

最終見積
現金で返品の効かない(未成品は除く)商品を間違えず購入するには、カタログに載っていなかったり、わかり難い商品部材の欠品などに注意しなくてはなりません。

私たち本業の人間でもたまに間違えます。(スンマセン!)メーカー毎に数え切れないほどの細かな違いがありある面し方が無いかもしれません。でも、それでは困りますね!

間違わない方法をお知らせ致します。
特に失敗しやすいシステム品(キッチン、ユニットバス、温水床暖房など)は、最終的にメーカーショールームで見積もってもらいます。

スタッフの女性陣が自社製品のプロとして細かく聞き取りして仕様図のCAD図面を作り、詳細見積書を書いて渡してくれます。それを仕入先へ提示すれば間違いが少なくなります。

さらに、あまり良い事ではないのですが・・・、メーカーショールームでちゃんと説明さえしていれば、見積ミスもメーカー追求の可能性が出来、仕入先が強ければかなりの無理強いも可能となります。

納品
施主支給では、納品された商品に破損などの問題があった場合どうしましょう?
普通これはお客様負担になりかねない部分です。

そうならない為の知恵をお教えしましょう。

本来、納品時に商品に問題が無いか立会い確認をして受け取り、納品書にサイン致します。
ところが、それをしないで受け取った商品に問題があった場合通常は現場で壊れた物として対応しなくてはなりません。
しかし現場には大勢の業者が出入していて、誰のせい? なんて言っててられません。

方法はこれ!「監督さん納品受取をお願いします!」「日程はそちらで決めて受け取って下さい」
これに限ります。

後は、受け取った手前で責任意識も強くなります。
さらに、受け取った以上は現場保管義務が発生しますので、現場保管中に破損した場合、現場管理責任で監督さんに瑕疵責任を取る事が可能になります。

現場では通常現場保険で、破損や盗難が担保されていますのでさらに安心でしょう。
運悪く保険の入っていないようなビルダーを選んでいた場合は、根本的にあきらめていただくしか無いですね・・。

もう一つ安全な方法
システム品(システムバスやシステムキッチンなど)は品目が多く検品がめんどくさい物で、頼まれるといい加減に成ってしまうものです。

そこで、システム品はそのメーカーへ施工も頼んでしまうことです。
先に述べた「施工付商品」です。(この場合の施工は、その商品の組立設置になり、配管接続などは対応していません)
そうしますと、そのメーカーの専属工事店が施工しますので、設置完成品購入と言う事になり荷受も先方が行い、完成検査が納品検査も兼ねます。

この方法が、施工費も節約出来、間違いないでしょう。

エコルートのセールスポイント
私共エコルートは、自分たちの手で安く良い住宅を手に入れようとする方を応援して行こうと考えています。
薄利多売の住設販売会社として皆様と助け合っていけば、無闇に資金を放出しないですむものと考えます。

弊社のセールスポイントは「ノウハウ付卸し商品」です。
本来ノウハウの無い方はノウハウ料が加算され販売店から定価で購入する物です。

弊社は、インターネットを使い省力でノウハウを提供する事で、手間と危険の無い販売を前提に「一般向けネット卸売」を可能としています。

建築会社は何も教えてくれませんので、その辺の対応力を持ったお店と協力し合わないと「施主支給」は失敗に終わることもあります。

格安仕入れはお客様の自己責任となりますので、その画期的な販売ですが十分な意識の元ご利用頂きたくお願い申し上げます。

他に、重要な部分ですが、住宅設備品は施工付き商品となっているものが多々あります。

実際に、多種多様となっている設備品は一般の工事店では手に負えなくなってきており各メーカーが施工も請負っている実体があります。

1級建築士でさえ今の商品情報は追いつかず、お客様のご提案も難しいことだと、

逆に「これは良くないよ」などと嘘を良い、自分たちが儲かる商品を斡旋したりもします。
その様な部分は、今後段階が進んで情報として必要となったらご質問下さい。

※施工付商品はインターネット量販店では扱う事が出来ないので(販売ルートが違うため)新築では特に専門店の仕入先が必要となります。



最後にお願いですが、末永く皆様が弊社のこのシステムを平等にご利用頂く為に、弊社卸価格はハウスメーカーや工務店に内緒でお願いしたいと思います。
なぜなら、工務店様と余り変わらない金額で一般の方が購入できるとメーカーに圧力が掛かって販売の制限が出るようになり、結果としてお客様にご迷惑になる場合があるからです。

尚、等ノウハウ及び本文内容は弊社著作権を主張しています。お客様本人のみの情報としてお取り扱い頂けるよう願います。

以上、ご理解ご協力の元、賢くおトクな「施主支給」の成功をお祈り致します。
では、御採用がありましたらお声掛け宜しくお願いいたします。

※ご注意

当ノウハウはあくまでも業界の話として弊社からお客様個人へ私的にお伝えしています。
ご利用に当りましては全て自己責任での実行とします。
尚、弊社はそれにより発生した責務を一切負わぬものと致します。


追記:2008/2/5

最後まで読みいただきましてありがとうございました。




  (有)エコルート 代表 菊田昌志

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