リフォームは工事も合わせて(こちらは関東エリアコ ーナーです)


更新日2010/7/26
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リフォーム ノウハウ

正しいリフォームとは?業者の選び方



「高かった!安かった!不良施工で困った!綺麗になった!」色々な声があります。
さて、貴方はどの様な結果を望んで大切なご自宅のリフォームに取り掛かりますか?

「大成功でした!」と、皆様が言えるよう、業界の実情の上からアドバイスをしたいと思います。ぜひ、参考にして下さい。


第一章 「素人とプロ」



お客様がご自宅浴室脱衣所の床が軋み、修理を依頼したとします。
当然先ず点検をしてもらい見積もりを確認し修理をしてもらいます。

点検:修理箇所、状況を確認。
 ↓
見積り:修理プランを決定し、金額を算定。
 ↓
着工:お見積もりに従い、修理完成。
 ↓
集金:お客様が検査をし、納得の上支払い。


以上の流れが通常に行なわれると思います。ここで、考えてください。金額は正当であったか?
手抜きの無い正しい工事であったか?
修理はこれだけでよかっただろうか?(根本原因を解決したか?)
さあ、どうでしょう?貴方は答えられますか?

ハッキリ言いましょう。「お客様には解らない。」と言うことを。

仮に私が職人だったとします。しかし、解るのは自分の技術の範囲のことだけです。
技術職と言えば大工・左官・鳶・表具・建具・塗装・ガス・水道・電気。
近頃では、エアコン・温水暖房・ユニットバス・システムキッチン・給湯器・クロス等、などが新たに専門職となります。
住宅と言うのはそれ程色々な技術の集約されている物だと言うことが簡単にお解かり頂けると思います。
また、1級建築士でさえ年々開発される新商品の新しい技術に知識が追いつくことが出来ません。
言い方を変えますと「素人には何もわからない」と言う、考え方によっては非常に恐ろしい現実もお解かりいただけたと思います。

さて、「素人は泣き寝入り」しなければ成らないのでしょうか?
避けて通れない住宅リフォーム、何方でも「正しいリフォーム」で成功するため、まず、業者の考え方をここで正しくお知らせしましょう。

「何事も相手を知ることから始める」が、正しいリフォームにつながる!!


第2章 リフォーム業者



お客様がリフォームを依頼される業者

1、大手ハウスメーカー、関連会社(○×ホー△ング、○×△っくりさん等)
2、リフォーム専門会社
3、営業系リフォーム専門会社
4、兼業会社
5、工務店、営繕屋
6、その他


他にもあると思いますが、注目して頂きたいのは、リフォームには多面的な価値観がありその部門毎に特色が隠されているのです。
そして、利益と仕事内容が実に特色として其処に現れてくるのです。

値段から見た特色
テレビCMや毎週目に止まる新聞折込。小さい会社でも月何百万?大手だと何千万円かかるでしょうか?
実際の工事件数から見て恐ろしい金額がかかっています。お客様が割高感を感じる業者は、紹介の仕事が少なく、所謂「いちげん客」が主な仕事になります。売上を伸ばすには当然窓口を広げるためどんどん宣伝しなくては成りません。

そして、宣伝にてきっかけを掴みそこへ営業マンが伺います。
信頼を掴むため日頃鍛えた知識・話術を専門とします。そのために当然工事など知りもしませんが、説明にかけてはプロです。
大抵彼らは歩合給与で、腕の有る者は月に1〜2百万円稼ぎます。
当然大きい会社ほど会社の維持費や配当の為の利益も必要となります。ご存知でしたか?

従って、通常リフォーム工事の30%〜60%が、工事以外の部分にかかっています。
しかし、現実はやむをえないところでしょうか・・・。一部ですが、良い仕事を紹介で安くつないでいる業者も実在しています。

「営業方法、会社規模によって値段は大きく変わる」

商品から見た特色
リフォームの場合、一番お金がかかるのが設備品の金額になります。キッチン、ユニットバス、トイレ、冷暖房、給湯器等。
この部分は、当然仕入れの問題が関ってきます。大手業者か設備専門会社でないと安く仕入れることが出来ません。
ここにいくら乗せるかは会社の特色になります。給湯器一つを取っても、定価の2〜7割と大きく差が出ます。
大手業者の場合、販売店を兼ねている場合があります。その場合その利ざやを経費に回すか?利益に回すか?お客様へ還元するか?さて。
タイル浴槽など大掛かりな改修が必要な場合ユニットバスを入れることがよくあります。そのような場合は特に工務店などよりリフォームの出来る設備工事店などが安くなります。

商品の流れ: メーカー→代理店→販売店→リフォーム会社→お客様

「会社規模、専門性によって商品価格は大きく変わる」

施工から見た特色
仕事の成功、失敗の関る最重要部分です。解りやすくメリットデメリットを比較してみます。

信頼できる大手の工事。大手の仕事は当然、営業が、工務店に丸投げします。商品に関しては元請が工務店に支給の形を取ります。
工務店は、各下請けに発注をかけます。大工工事位を自分の所で行い後は現場管理を行ないます。
木工時に関しては、リフォームの場合新築と違い現場判断と特殊な施工技術を必要とするため棟梁制度をとるなど人材確保に意外と問題を抱えています。
内装工事などは職人が余っている面もありますので、安い発注体系により手抜きも多くなっています。

一番施工面でコストがかかるのが設備工事です。この問題は特に高級志向のリフォームにあります。
綺麗で高性能な「システムキッチン」「ユニットバス」床暖房」などは専門の知識・技術が必要になり工務店の抱えている設備職人では当然手におえない代物と成っています。
その場合、メーカーへ商品と同時に施工もお願いする形になります。そうしますと、商品の流れと同じマージンが各会社に流れる事になります。
金額が張ることと成りますが仕事の成功を考えるとやむを得ない実態があります。

「自社施工だから安くて良い工事」とは、なかなかあり得ない話と思います。
「大手は責任を持たすことで信頼できる反面、決して安い工事は存在し得ない」が結論となります。


小さな施工業者、工務店の工事。
上で述べてように仕事の流れとしては、元請がいない分安く出来るはずです。が、仕入れの問題やノウハウにより「当たり外れ」が大きいことも事実です。
社長が直接の知り合いだとか、知人が良い工事をしてもらったなどの情報を頼りに出来れば、良い仕事をしてもらうことも可能です。
ただ、知り合いだとクレームを付けにくく、泣き寝入りする危険性もあります。

「技術・ノウハウの有る無しでお客様への提案が変わり、後々の満足感に影響する」


第3章 業者の腹



さて、客観的に見た業者と、実際の腹の内、やはり商売です。
儲からない会社は社員も余裕が無くとてもよい仕事は出来ません。
つまり経営方針がその会社の質につながっている訳です。どんな業者でもお客様は神様の様に扱いますので、簡単に本質はわかりません。見た目だけなら「信頼の置けそうなプロ」に見えます。

この業界で長く下請け工事を行なって来て感じた「リフォーム会社の考えている事」を少し書いて見ます。

・オーダーメイドなので定価が存在しない。
・素人相手なので、言い方次第。素人は専門家に弱い。
不要な工事でも安心・安全でお客が信じてしまう。

・新築需要低下で仕事が無いからやっている。腕が悪くても厳しい検査が無いのでリフォーム現場にまわせる。

・新築と違い大勢の人に見られない工事。家の中を見せる人は余りいないので、お客さんを言いくるめれば信用は落ちない。

・新築より安く家がよみがえる嘘。実際に新築同様にするには、手作業で丁寧な解体・効率の悪い手順による作業・使い回しの効かない材料などによって簡単に予算オーバーします。

最初は中途半端な見積もりで契約をし、途中からどうせなら「ここもあそこも」「ついでに綺麗にしましょう」と気が付いたら相手の手に乗っています。
お客様が「お金の使い方を失敗した」などと口が裂けても言わぬこともよくわかっています。

業者の立場ではこんな事を考えたく無くとも「業界のセオリー」として存在してしまっています。
どんな真面目な業者でもこの「事実は真実」であると認識しています。


第4章 お客様の立場



さて、色々と悩ませることを書いてまいりました。結局どうしたらいいの?と。でも安心してください。いくら業者が儲けようと、この社会では等価交換が原則になります。少しでも安くしたいと人は思いますが、正しい金額でいきましょう。値切りしすぎれば当然それなりのサービスになってしまうものです。高い工事費を払う事の意味合いが解りアフターサービスまで期待して最初から大手に頼めば、後々迄不快な思いをする事も少なくなります。また小さな業者で安く済ませるには、契約前に何度でも打ち合わせをして納得できるまで焦らず話し合って決めることです。そこで親切丁寧に対応してくれるかで業者の姿勢が大体わかってくるものです。

一番大切なのは、「しかっりした見積もりの出来る業者を選び、見積もり通りの完成を確認する」事です。 そして、代金は全額と言わなくとも半金位は完成引渡し後しばらく(1週間位)様子を見て、納得してから支払う。これを実行すれば、まず、工事の大失敗はしません。 この事項を契約の際しっかり約束をすることです。そして一筆書いてもらって下さい。どんな信頼おける営業マンでもいざと言うときに逃げ道を作ろうとします。 書面にしない業者は断りましょう。 トラブルがあっても、お金をもらうまではどんな業者でも一生懸命頑張るものです。「いちげん客」である以上かけ引きは当然の権利です。逆にそれぐらいの気持ちで業者をコントロールしてリフォームを楽しんで下さい。そういったお客に業者と言うのは弱い者なのです。
「良い業者を見つけるのはお客様の腕。良い工事をさせるのもお客様の腕。」無責任な事を言うようですが、「家は住む人を表す」です。さあ、貴方に合った良い業者を探して「正しいリフォーム」を成功させてください。

第5章 「正しいリフォーム」まとめ



☆お金に余裕があれば、テレビCMが出せるぐらいの大手へ!
☆安く上げたいのなら知り合いの紹介で!☆頑張って「正しいリフォーム」をするのならじっくり前打ち合わせの出来る業者へ!

・理想的で適切な施工。
・無駄の無い適切な価格。
・アフターサービス。

以上を満たして、満足度が高い=成功=「正しいリフォーム」となる訳です。

まずは、ここに書いてあることを大前提として満足できる「正しいリフォーム」に取り掛かってください。
不景気の続くこの御時世、大手の中でさえ不良業者も存在しています。貴方が賢くなって、是非、失敗の無い素晴らしい住宅に蘇らせて下さい。
そして、その喜びを私達に伝えて頂けたらどんなに嬉しい事か、成功をお祈りします。
実際のリフォームは、ケースバイケースの問題があります。相談するところを探してください。どうしても困ったことがありましたらメールにてご相談ください。
出来る限りのアドバイスはさせていただきます。様々な問題解決を積み重ねて、お役に立てるHPへ進化させていきたいと思います。



その2
住宅の知識安く済ませたい・・・




付録

高齢者・障害者のためのリフォーム
慣れ親しんだ我が家ですから自分では案外不便を感じにくいことが多いものです。
それでも今のお住まいをもっと体にやさしい住宅にすると家族の暮らしが変わります。

狭くて使いにくいトイレ・浴室・玄関や、歩き辛い廊下の段差などをいつまでも我慢せずにちょっと
手直しするだけでも思いのほか過ごしやすい環境に早代わりします。
体に合った環境を手に入れてご家族と共にもっと自由な生活を手に入れてください。

「毎日を安全で快適に」そんな暮らしを今すぐ検討してみませんか?



1.自立支援のためのリフォーム計画



加齢や持病に伴い体力の衰えや身体機能の衰えによって今まで出来たことが突然出来なくなってしまうことが生活の中でもあります。
でもそれは決して特別なことではなく誰しもが何らかの原因によって直面せざるをえない可能性を持っています。
でもそうなったとしてもちょっと何かを加えたり無くしたり、今までとは違う形にしてみることによって今までと同じように出来ることがたくさんあります。

特に日常生活動作(ADL)は出来る限り自力で行いたいものだと多くの人が望んでいると思います。朝起きてから夜眠るまでをひとりでいても
不自由なく過ごせるようにするためにはどうしたら可能だろうかとご本人と共にみんなで考えることから自立支援のリフォーム計画が始まります。


2.住環境整備方針の検討



今あるものをどこまで変えれば十分なのか範囲を決めます。大きく分けて「模様替え」

「福祉用具の活用」「住宅改造(住宅改修)」「福祉用具の活用と住宅改造の併用」の4つになりますが、模様替え程度では
どうしても不具合を解消出来ない場合には住宅改修を検討します。
浴室やトイレなど他の家族と共用する場合には双方共に無理なく使えるように細部まで検討し全員の承諾を得てから工事に着手することになります。


3.施工の実施



方針通りに施工が進められているかをチェックしながら、いざ工事を行ってみて発生した思いがけない問題は即相談のうえ対処します。
たとえば古い住宅の場合はリフォームで手を入れると老朽化関連の問題を発見するきっかけになることがよくあります。


4.工事完成後のチェック



実際に使用していただいてみて計画通りに出来ているか確認します。このとき使いづらい部分があれば手直しをして期待通りの成果を得るようにします。


5.介護保険制度の活用



  要介護者、要支援者の認定を受けている場合は被保険者が施工者へ費用を全額支払った後、市町村へ申請を行い、
改修が必要と認められた場合に費用の9割(限度額20万円)が支給されます。
この他にも自治体や公的団体で独自に行っている給付制度がありますので予め介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談されるといいと思います。

尚、介護保険の居宅介護住宅改修に適用される工事は次の通りです。
@ 手すりの取付け
A 段差の解消
B 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
C 引き戸等への扉の取替え
D その他@~Cに住宅改修に付帯して必要となる住宅改修


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